晴れの日かしいしょう というサイト名で運営している関係で昨日(成人の日)は心配されたお客様からたくさんお問合せをいただきました。
今、ニュースで取り上げられている、HARENOHI(ハレノヒ)とは当社は一切関係がありません。ご安心ください。
晴れの日という言葉は最近使わなくなりました。皮肉なことに残念なニュースでクローズアップされてしまいましたがこのニュースで改めて晴れの日が注目されていることと思います。
晴れ(ハレ)の日 【はれのひ】
多くの人から注目されて、光栄に感じる特別な日。待ちに待った、その人の生涯において記念すべき日。人生でただ一度になるであろう、めでたい日。
最近使われなくなった要因は、節目というものを大切にしようという意識が段々薄れてきたことが要因ではないかと思います。
一概に言えませんが我々ブライダル業界が直面している入籍はするけれども式や披露宴は行わないカップルが増えている(実施率低下)ことも節目を大切にする気持ちが薄れていることも関係しているのではと思います。
当社のサイト名の“晴れの日かしいしょう”ですが、当初この節目感を大切にしようという思いでつけさせていただきました。
成人式や卒業式、結婚式がその“晴れの日”にあたるからです。
お客様の一生に一度をお世話する我々の覚悟です。
つまり『お客様に対して節目を大切にしましょう』と呼びかけるのではなく、
『お世話する我々が一生に一度という覚悟でお世話させていただきます』という思いを発信したくて、この名前をつけさせていただいた次第です。
東京や横浜の近隣の同業の方々がその場の対応で被害にあわれた方々を助けた(着物レンタルや着付け)こともあわせて報道されました。
私事ですが、以前ホテルで宿泊支配人をさせていただいた時期があります。
ホテルの形態にもよりますが、一般的にホテルは、宴会や婚礼、レストラン、宿泊等々様々な形で訪れられるお客様のご意見やご要望は一旦全て宿泊担当者が受け付けます。
そして中にはクレームになってしまった場合、クレームの対応は大体宿泊支配人が対応します。
そんな関係でこの時期たくさんクレーム対応をさせていただきました。
どんなクレームもよりよい着地というのは、共通しています。
『申し訳ありません』で終わるのではなく、しっかりお詫びした後、『今度は必ずこのようなことがないようにしっかりやらせていただきます。ぜひもう一度チャンスをいただけませんか?』と着地します。
つまり、これからも関係を続けさせてください、という終わり方です。
自分の経験から長々と書かせていただきましたが、この着地が唯一、絶対に出来ないタイプのお客様がおられます。
もうお分かりかと思いますが・・・・。晴れの日(一生に一度の節目の日)のお客様です。
つまり『もう一度チャンスをください!』と言えない、だからこそ尚更のこと強い覚悟で挑ませていただくということです。
店名や社名、サイト名に晴れの日をつけるかつけないかに関わらず成人式や結婚式のお世話をさせていただける我々は新人からベテランまで、アルバイトから経営者まで、立場に限らずほとんどの人が共有している思いでもあります。
だからこそ、理由はわかっていませんが、それだけ大きな報道にもなりました。
意図的に行われたとすれば絶対に許されません。
今回皮肉なことですが、はれのひ(節目)がクローズアップされましたが、同業の我々は今まで通り、これからもお客様の晴れの日(節目)に覚悟をもって挑ませていただきます。