披露宴の内容の中で気を使うのは、祝辞や乾杯などを頼んだ場合の順番ではないでしょうか?
上司と元上司。新郎の上司と新婦の上司。などなど・・・・。
ここでいう順番は席次を決める際にほぼクリアしていくと思いますが、乾杯前と乾杯後で格が随分変わってきます。
下記をご覧ください。
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《入場》
主賓祝辞 ① (Aさん)
主賓祝辞 ② (Bさん)
《乾杯》 (Cさん)
主賓祝辞 (Dさん)
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この場合 AさんとBさんはほぼ同列。→Cさん→Dさんの順で偉い順ということになりますが、A,B,CさんとDさんでは随分格差が出ます。
つまりは乾杯の前は(乾杯の音頭を取られる方も含む)披露式で列席者で一番格が上の方、(テーブルで言えば“松”とか“Aテーブル”)という扱いで乾杯後は友人に近くなります。
ですので、祝辞を頼む時は、頼む前にこの人は必ず乾杯前とか乾杯後で大丈夫ということを意識して頼まれるといいと思います。
あまり何も考えず、新郎新婦併せて6人の主賓クラスの方に祝辞を頼んだら・・・・乾杯まで3~40分の時間がかかることになります。
1番上のクラスの方は乾杯前、と覚えておかれるとよいと思います。
そして、あまり意識しすぎる必要はないのですが、乾杯からの登場の順序も、だいたいは席次の順になっています。
どういうことかと言いますと最初に主賓。次に友人。次に親戚。そして最後に家族(両親)。
席次と同じようにどちらが上か?という観点で登場の順序に迷ったら席次の考え方と同じと思い出してください。
↓↓こちらご参照ください↓↓
今回はスピーチなどを頼む方に対して失礼のない順番の決め方ということでお話させていただきましたが・・・。
次回は、披露宴が盛り上がるため、そして皆さんに楽しんでもらうため、どんな順番がよいのか?という視点でお話させていただきたいと思います。