とても長~いタイトルになってしまいましたが、今日は結婚式の挨拶を頼まれたらどうすればよいか・・・・。というお話をさせていただきます。
場面によって少しかための話が適している場合や少しくだけた話が適している場合等・・・・・もちろん場面によって違います。
どんな状況(場面)ということを事前に考えられる方は結構おられます。
披露宴始まると『どんな場面?』と聞かれる方は多くおられます。
その割にはどんな立場か?ということを考えられる方はとても少ないように思います。
説明します。
例えば新婦友人スピーチを例にとってお話します。(新婦のご友人が特に立場を考えないでスピーチを終えられる方が多いようです)
どんな立場か?→つまり新婦の友人という立場です。
友人から見て新婦はどんな人か?が皆さん聞きたい訳です。
会社の上司であれば普段の仕事ぶりが聞きたい。
高校からの友人であれば高校時代やその後現在にいたるまでの、『新婦ってどんな人?』を皆さんに伝えるのが役割です。
この『どんな人?』を全く伝えないでスピーチを終えてしまう方が多くおられます。
結婚式のスピーチは祝辞という言うわれ方をします。この祝辞という表現から“おめでとう”というスピーチととらえられ、その祝辞だけで終わってしまうことになってしまうのではないかと思います。
この新婦友人の場合に体の向きも新婦に向き、おめでとうと言った後に二人(新婦と新婦友人)しか、わからない思い出話がはじまる。感情がもりあがり新婦と新婦友人は涙、涙・・・・。
よくある光景です。
新婦も感動してとてもよい場面のようですが・・・・。
周りは何に感動しているのかわからないということになってしまいます。
つまりどんな立場(新婦友人)で、が抜けてしまっています。
新婦友人と言う立場で新郎家の列席者や(時には)新婦家の列席者へ友人しか知らない新婦の人となりを紹介することが理想的です。
上司なら仕事ぶりだったり親戚だったら幼少期のことだったり・・・。
二人だけでなく列席者へという視点を必ず持って話していただきたいと思います。