『結納』「それぞれの家で考えると納得!結納の基礎の基礎」からぜひご覧ください。
結婚式は結納ほどの混乱はないようですが、それでも結婚式もそれぞれの家で実施すると考えると本来の形が見えてきます。
結納は新婦家とするなら結婚式は新郎家の家と想定すると結婚式(挙式・披露宴)が何を意味してそれぞれの立場で何をすればよいかがわかります。
新郎家(主催者)がお客様を招いておもてなしをする。結婚した二人を披露する。
これが本来の意味です。
ただ結納が<誰が>新婦家が<誰を>新郎家を・・・。であるのに対して結婚式(挙式)や披露宴は<誰が>新郎家(主体)と新婦家が <誰を>親戚・友人・主賓など身近な方を・・・・。となります。
新郎家が主体ですが新郎家と新婦家があくまで主催者です。
披露宴のよくあるエンディングの光景。
末席に新郎新婦と両親が一列に並び、①新郎のお父様が挨拶 ②新郎が挨拶というシーンをよく見られると思います。
新郎お父様の挨拶は、新郎父挨拶というプログラムではなく『両家代表謝辞』と言います。
つまりは、招いた側(新郎家と新婦家)の代表者が今日はありがとうという御礼を述べる場面ということです。
細々(コマゴマ)と書きましたが、結婚式や披露宴は一生に一度で皆さん思い入れが強い分、たくさんの演出や商品があります。
ただそのたくさんの演出や商品があることで、本来の意味がわかりづらくなっているかもしれません。