前回のブログ、新郎新婦の立場編に続いて後半は、新郎家新婦家の立場についてです。
招く側と招かれる側でいうと、招く側は新郎家・新婦家です。
こう書くと、当たり前だ~!!!!とお叱りを受けそうですが、当日の立ち位置的に、
微妙にわかりづらいと思われているケースがけっこうあるようなんです。
どういうことか、説明します。
新郎家は招く側。これは誰もが理解出来ます。
新婦家が招く側というのが、少しわかりづらいと思われる方が多いようです。
結納からの流れで物事を見ると、このわかりづらさが生まれている原因がわかります。
結納は・・・・新婦家が新郎家を招いて行われます。
つまり 『招く側』・・・新婦家
『招かれる側』・・・新郎家
そうして考えると・・・今度は(結婚式では)新郎家に新婦家が招かれる!?。
そんな風にして、思ってしまう方や新郎家が結婚式は仕切るもので、新婦家が口出しすべきでないと思ってしまう方もおられるようです。
結納返しと結婚式がごっちゃになってしまうことが原因だと思います。
正解はもちろん新郎家と新婦家が招く側です。
最後に(正確にはラスト前<新郎謝辞前>)両家代表謝辞というのがありますね。
司会者は『新郎家を代表して・・・・』とは言いません。
『両家を代表して・・・』と言います。
と、いうことで新婦家も招く側ですから、招く側としてしっかり意見を出しどんな披露宴にするかということに大いに関わり、両家がしっかりと把握して結婚式・披露宴をとりおこなうというのが正しいスタンスです。
新郎家が新婦家が意見すると、出しゃばってと思うのは間違いです。
新婦家が意見するのはダメなのでなないかというのも間違いです。
とは、いえどなかなか言いづらいものでもあります。
そんな時こんな風にアドバイスさせていただいています。
婚約して両家は一つの家族(新郎新婦だけでなく両家です)になることを約束した。
だから、そっちとかこっちと別々ではなく両家は一つの家族として結婚式・披露宴行事を力を合わせて全うする。
こう考えるのが正しいと思います。