9 衣裳について ⇒ 衣裳について考えるときに最初に気持ちを整理するとお得!?


『洋装にしようか』『和装にしようか』『いや!両方着たい!!』
結婚式の衣裳・・・特に新婦様は、結構高いというもともとのイメージがあり、『でも着たい!』という強い憧れがあり・・・。
動き出す前に、いろいろ考えておられることと思います。

その思いの強さ、大小あるにせよ女性は式や披露宴そのものより強い思いがあるのではと実際にお客様と接していて感じるところです。
それを象徴するような場面があります。

挙式場所をまだ決めておられない新婦様に、挙式スタイルの質問をするときがその場面です。
Q 『挙式スタイルは決めておられますか?』
A 『ドレス来たいのでチャペルで』
『お婆ちゃんが花嫁姿は白無垢だというので神社か和が似合う料亭で人前式がしたいです。』
『人前式でも教会式でもいいんですけど・・・・なんか・・・トレーンの長~いドレス着て入場したいというのが憧れです!』
等々・・・・・。

神前挙式がしたい理由で『古き良き日本の伝統を継承したいと思うので神社で挙げます』とか
教会式がしたい理由で『神聖な雰囲気の中親戚だけでなく、友人はじめ多くの方達に見守られて愛を誓いたいので、教会式がいいです』
という方はあまりお見かけしません(笑)

多少強引かもしれませんが・・・・挙式スタイル=私の着たい衣裳と思えるぐらいに、
衣装の憧れは“強い”と感じます。

そんな女性誰もが憧れる、花嫁衣裳だからこそ納得のいく衣裳選びをしていただきたいで
すし、予算がゆるす限り“着たい物(質)を着たいだけ(数)”着ていただきたいと切に
思います。
今は少し違うのかもしれませんが、2~3歳の女の子に『大人になったり何になりたい?』
と聞くと決まってこう答えます。『お嫁さん!』。もう最近はそんな子いないと言われそう
な気もしますが・・・男の子は『旦那さん』とか『お父さん』とは答えない訳ですから、
男性と女性で言えば、やはり女性の方が結婚へのあこがれが強くその憧れの気持ちを
大部分独占しているのが、花嫁衣装だと思います。

さて、そんな誰もが憧れる花嫁衣裳ですが、選び出す前に、しかも洋装か和装かと決める
前に知っておくとお得(になるかも)ということを本日はお伝えします。

それは、『決める前に、見せたい(披露)と残したいという気持ちを整理する』ということ
です。
ドレス
どういうことか、説明します。
結婚式の衣裳は通常結婚式が行われる日に稼働します。(当たり前ですね!)
結婚式は、通常土日祝日に行われます。(最近は平日の夜というのもありますが)
では、月から金曜はどうしているのか?
もちろん次の花嫁さんのために、サイズ直し等のお手入れをしたり直前の週末に花嫁さん
に着ていただいとするとクリーニングしていたりしますが、ほとんどは次着ていただく方
のために展示してあったり、湿度管理された倉庫にかけてあったりします。

ほとんどのドレスが土日祝日にのみ稼働するという前提で料金が決められています。

それが、『入籍はするけど結婚式はしない』という人が増えてからこう呼ばれる商品が出て
きました。

【フォトウエディング】です。

この商品は式場さんや衣装屋さんやスタジオ写真館さんが式をされなくても花嫁姿は
残しませんか?と始めたと言われています。

式や披露宴で着るより金額も安く設定しています。さらに挙式披露宴がない平日はかなり
お安くなります。

ここまで、読んでいただけるともうお解りかもしれませんが、たくさん着ることは不可能
と料金を見てあきらめる前に、衣裳がお安くなる日や場所(例えば式場ではなく美容師さ
んがいるスタジオなど・・・。)に自分を合わせていくと案外もともとの予算で希望点数分
着れることがあるということを知っておくといいと思います。
そして、その時に気持ちを整理しておくと自分自身で判断しやすくなると思うのです。

つまり“着たい”という気持ちは“見せたい”と“残したい”の両方あると思いますが、
“残したい”が強く、それを優先させるとお得になることがあるということです。
LOVE① サイズ変更
着たいという気持ちは、言われてみれば当たり前ですが“残したい”と“見せたい”の
二つの感情があります。
ほとんどの方が2点目や3点目の衣裳を予算的にあきらめられる際に、この残したいと
見せたいが混同して整理できないうちにあきらめられておられるように感じます。

ぜひ、見せたいと残したいという2つの感情にスポットをあてて衣裳選びをしてみてくだ
さい。

ウエディングシーンWARAKUフォトウエディング専門サイト