幸せとは?
いろいろな考え方や見方がある
とは思いますが
幸せとは「感じる力」「感じるスキル」が
大きくかかわっているのではないか
ということです。
結婚するとき妻の実家へご挨拶に伺い
私は「彼女を幸せにします」
とは言っていません。
まだ社会人2年目だったので
傲慢な感じがしたのですね。
「夫婦になることで一緒に幸せになろうと思います」
という宣言でお許しを得ました。
パートナーシップを結ぶことで
より幸せを感じやすく
出来るのではないかと考えていたからです。
ただ、結婚32年目の私たち夫婦ですが
妻が心から幸せを感じているかは私には
計り知れません(笑)
世の中には幸せな人と不幸な人のいずれかがいます。
幸せな人は自分の絶対的価値観で
人生の中で幸せだと感じている時間が長い人であり、
不幸な人は相対的につまり誰かと比較して
妬みや嫉妬などから不幸を感じているように思えます。
今幸せな人は、今ここに存在している
自分自身を楽しみ、
自己肯定感を持ち、
自己の境遇に満足するのではなく
自己を磨き続けています。
更には自然の恩恵や周りの人に対する
感謝の念を持っています。その感謝の念が
幸せ感に繋がっていると
いえるのではないでしょうか?
不幸な人というよりは
もっと幸せになりたいと思う人は
いつも心が飢餓状態にあり
ある意味ハングリー精神で
どこか幸せがあると信じて、もっと、もっとと
どん欲に幸せを得るチャンスをうかがっています。
全神経を過敏に傾けているようです
幸せは得るものではないと思いますが、、、。
幸せな人はどんどんすべてのものや
人への感謝の念が深まり
益々幸せを感じることができ、
その幸せを自分の周りに
ギブ&ギブで広げていくことができます。
人は心に幸せが溢れた分だけ人にやさしくできます。
不幸せな人はなんとか幸せになろうとするのですが、
自分が持っていないものを探しつづけるために、
いつもその不幸せ
心の飢餓状態から抜けすことができません。
常にテイク&テイクな生き方になり際限がありません。
残念な生き方だと思います
不幸せな人はなんとか幸せを作り出そうとして、
今いる世界(つまり環境)を変えようとします。
けれども不幸せな人は幸せが
実際は何であるのかということを理解できないために、
悪循環から抜け出せません。
幸せな人は、
今ここに幸せがあるということを知っています。
今ここに幸せがあることを知っていますので、
今この環境を育むことができるのです。
今この環境を育むということを通じて、
自分を磨き周りの人たちと共に前向きに
より良い世界を築き上げることが
できるのだと思います。
これに対して不幸せな人は、
決して今の環境を受け入れようとはしません。
今の環境に幸せがあるなんて、
どうしても思えないからです。
自分に矢印が向いていない人の典型的パターンです。
このため、世界を変え、自分の周囲の環境を変えれば、
なんとか幸せを掴むことが
できるようになるのではないかと、
苦労を重ねます。どこかに幸せがあるのではないかと、
いつまでもいつまでも探しつづけているわけです。
それは自分の周りの環境に感謝の念が足りないというか
自分の足元を見ていない。
見ているつもりになっているだけで
本当の姿に気づいていないということかもしれません。
本来なら今その場所で成長し
幸せを感じることができるはずなのです。
このように不幸せな人は産まれてから死ぬまで、
どんなに贅沢をしても
どんなに物質的に恵まれていても、
感じる力が弱いのと感謝の気持ちが乏しく
他人とばかり比較するため幸せを感じにくいのです。
これに対して幸せな人は、
幸せを感じる力が整っているので
生涯幸せな人生を歩むことが
できるのではないでしょうか?
不幸だと思っている方も考え方次第で
というか気づきがあれば
幸せを長く感じる人に
変われることができると思います。
今いる環境を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
幸せを感じる新たな発見があるかもしれません。
幸せとは・感じる力だという持論でした^^